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9月6日(第8行程:水晶小屋〜野口五郎岳〜野口五郎小屋) 天候:くもり後雨
<雨の降りしきる中野口五郎岳を越える>
7:45に出発、前方に野口五郎岳が望め、水晶岳や赤牛岳、更には後立山連峰が望めた。まず急なジグザグの下りとなる。岩稜が続くので足元に注意する。右側には槍ヶ岳や常念岳・鷲羽岳が望めた。体調が良くなく、東沢乗越に着く前の8:30前に15分程度休憩した。何と吐いてしまったのだ。2・3分下ると東沢乗越で、振り返ると水晶岳方面が望めた。今度は砂礫のジグザグの登りとなる。そして大きな岩の混じる稜線となり、歩きにくい。しかも誰とも会わない。右側がガレているので注意する。10時から10分間休憩した。やはり体力に粘りがなくなっている。ルートは尾根の右側になり、そしてジグザグの急な登りとなる。
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12:20過ぎに野口五郎小屋に着いたが、既に営業期間外のため閉鎖されていた。外にある水のタンクも空になっていた。男女2人パーティーを始め、他に3人ばかり来ていた。烏帽子岳まで行くという人が私に色々助言してくれた。そして何と薬をいただいたのだ。テントを設営し、外に雨水を貯めるため2リットルのペットボトルを外に置いた。昼食は辛ラーメンとした。15時頃降り続いていた雨が止んだ。ペットボトルを見ていると水が2リットル近く貯まっていた。これぞ恵みの雨というべきか。外には男女2人パーティーがいた。今度はテントの入口の外側のジッパーが閉まらなくなった。悪戦苦闘したが、内側の編みの方は閉まるので、何とかそれで固定した。17時過ぎにはぐったりな状態となり、夕食もせずにそのまま寝てしまった。23時頃少し目を覚ました。
9月7日(第8行程:野口五郎小屋〜三ツ岳〜烏帽子小屋) 天候:くもり時々雨
<ようやく縦走中間点といえる烏帽子小屋へ>
5時過ぎに起き、朝食として赤飯を食べた。7時頃男女2人パーティーが出発したが、その時私に声をかけてくれた。前日は雨という事もあり落ち着かなかったので、これまでの事をメモにまとめた。雨水を貯めるため前日から外に置いておいたペットボトルはほとんど空だった。9時頃からテントを撤収し、9:30近くにようやく出発した。この日は烏帽子小屋までだから行程は長くない。だが体調がよくなくだるいので辛い所だ。とはいえ、先に進まなければ始まらない。まずはジグザグに下り、やがて岩稜となり大きな岩がある所もある。10時頃から雨が強くなってきた。ザックカバーを付けたが、その間に3人パーティーが通り過ぎた。三ツ岳が前方に望めてくるが、稜線を巻いたりする。10:30頃から10分程度休憩する。どうもだるく、風邪を引いた様だ。道が2手に分かれるが、まっすぐ進む。そして分かれた道が合流した。
11時頃雨が止んだ。そして20分程度休憩する。コンパスで進路を確認する。ピークを巻くと「烏帽子小屋2.0km」と岩に書いてあった。巻いたのは恐らく三ツ岳だろう。歩きやすいジグザグの下りとなり、やがて岩稜となった。「烏帽子小屋1.5km」と書かれた所を通過する。前方に烏帽子岳の緑色をした山稜が望め、その手前に緑が剥げたテントサイトらしきものが望めた。右側には高瀬ダムのダム湖が望めた。「烏帽子小屋1.0km」を過ぎると岩が連続する。「烏帽子小屋600m」となればあと少しだ。そして山腹の登りとなるが、右側に沼があった。
9月8日(第8行程:烏帽子小屋(キャンプ地)で停滞) 天候:くもり
<体調不良により烏帽子小屋(キャンプ地)で停滞する>
2:30頃に一旦起き、朝食を作ったはずがまた寝てしまった。そして5時頃に起きたが、食欲が低下しているのは相変わらずだった。それでもカンパン少々食べた。外を見ると雨はなく、空には晴れ間もあった。しかし、雨が続いていたのとテントの防水が弱くなってきた事もあり、テント内の一部に水が溜まっている状態だった。タオルなどで水を絞り、外に排出した。出発できる状態ではなく、午前中はそのまま休んだ。13時頃に昼食としてカロリーメイトを食べた。依然として体調が良くない。雨はほとんどないもの、辺りはガスってきた。
カメラをペットボトルを持って15時過ぎに小屋へ向かって行った。小屋へ登る途中にもテントサイトが点在していた。10分程で小屋に着いた。写真を撮ろうとしたが、何と動作しないのだ。前日の雨でテントに水が溜まり、カメラが浸かってしまったのが大きいのか。色々調べたが、動作する気配はない。小屋に入って受付に行く。テントは1泊500円で、2泊分の1000円を払った。水は1リットル200円で、4リットル分汲んだ。周りは誰もいない。尚、小屋の宿泊料金は1泊2食8500円で、素泊5500円である。又、横にある休憩所は1時間200円である。やがてテントに戻り、18時過ぎに夕食とし、イタリアントマト飯をおじや風にしたのと味噌汁とした。19時頃外を見ると晴れており、周囲の山々が望める。とはいえ、カメラが気になるもので、必死で暖めたりした。そして程なく床に就いた。
9月9日(第8行程:烏帽子小屋(キャンプ地)で停滞) 天候:くもり時々晴れ
<体調はまだ完全ではなくもう1日停滞する>
2:30頃に一旦目を覚ました。カメラを見てみるとやはり動かない。しかも体調もまだ良くない。まさかここで縦走を断念するのか、あるいは続行するのか。南アルプス全山縦走は達成前年の挑戦で半分程度の行程まで来ながら台風で涙を飲んだ。今回はそれを更に上回るスケールであり、そう簡単には断念したくはない。というか再挑戦の機会はそうないだろう。それだけに何としてでも達成しなければならない。7時頃朝食としてマーボー飯を作ったが、少ししか手をつけなかった。まだ食欲が完全に回復していない。9時ころ外に出ると東側に餓鬼岳方面が望めた。
テントを畳み、10時頃一旦小屋の前に向かった。小屋からマイナスドライバーを借りて壊れたカメラを分解するが、結局直らなかった。とりあえず小屋でレンズ付きフィルムを買ってそれで間に合わせ、運良くどこかの小屋でカメラを借りられればいいのだが。昼頃年配の男性が野口五郎岳方面から来て、Tシャツの若い男性も来た。小屋の前で昼食として朝食の続きを食べた。水晶小屋から来たという3人の男性が来て、更に20分後に同じパーティーの別の男性1人が来て、少し後に同じパーティーのまた別の男性が来た。彼らは皆小屋で1泊2食で申し込んでいた。ちなみに小屋では食事もでき、ビール500円、ジュース300円、ラーメン・牛丼・カレー各1000円だった。
13時過ぎにテントの受付と共に27枚撮りのレンズ付きフィルムを買った。それだけで1500円なのでできるだけ早くカメラを借りたい所だ。何とご主人さんが現れ、ビール(アサヒスーパードライ)を差し出してくれたのだ。札幌からという事で遠来からわざわざ来たという事だろうか。又、水1リットル分汲んだ。小屋の前からは赤牛岳や烏帽子岳が望めた。小屋のすぐ北の所に分岐があり、東側はブナ立尾根からの登りのルートである。エスケープルートにもなるが、足がないのがネックである。そのルートは北アルプス三大急登の一つとなっている。
15時頃テントサイトに戻り、改めて設営した。16時頃外に出てみたら若い男性が近くに設営していた。17:30過ぎに夕食とし、ドライカレーと味噌汁とした。ガスカートリッジが2本目になったので、大事にしなければならない所だ。かなり食べられる様になった。18時過ぎに小屋へ水を汲みに行き、2リットル汲んだが、戻る時に野口五郎岳が望めた。翌日からいよいよ縦走後半戦スタートか。それもあってか19時過ぎに寝た。
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| コースタイム |
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7:45出発
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水晶小屋 | 前方に野口五郎岳が望め、水晶岳や赤牛岳、更には後立山連峰が望めた。まず急なジグザグの下りとなる。岩稜が続くので足元に注意する。右側には槍ヶ岳や常念岳・鷲羽岳が望めた。 |
| 8:26から | 休憩 | 何と吐いてしまった。 |
| 8:41まで | ||
| 8:43通過 | 東沢乗越 | 振り返ると水晶岳方面が望めた。今度は砂礫のジグザグの登りで、そして大きな岩の混じる稜線となる。 |
| 10:00から | 休憩 | やはり体力に粘りがなくなっている。ルートは尾根の右側になり、そしてジグザグの急な登りとなる。 |
| 10:10まで | ||
| 10:30通過 | 分岐 | 竹村新道と合流する。 |
| 10:47到着 | 真砂岳(?)入口 | ザックを置いて出発。 |
| 10:56出発 | ||
| 11:06到着 | 真砂岳(?) | 標識らしきものは何もなかった。 |
| 11:07出発 | ||
| 11:17到着 | 真砂岳(?)入口 | そして雨が強くなってきた。 |
| 11:23出発 | ||
| 11:43通過 | 巻き道分岐(南側) | ジグザグの急登を進む。 |
| 12:02到着 | 野口五郎岳 | 頂上付近から小屋が望め、赤牛岳が望めたが、程なくガスっていった。証拠写真を撮り、「命」を決めると早々と頂上を後にした。 |
| 12:10出発 | ||
| 12:13通過 | 巻き道分岐(北側) | 小屋が見えてくればもうすぐ。 |
| 12:24到着 | 野口五郎小屋 | 小屋は既に期間外閉鎖となっていた。小屋のそばにテントを張り、ペットボトルを置いて雨水を貯めた。翌日出発した。 |
| 9:25出発 | ||
| 10:28から | 休憩 | 10時頃から雨が強くなりザックカバーを付けたが、その間に3人パーティーが通り過ぎた。三ツ岳が前方に望めてくるが、稜線を巻いたりする。道が2手に分かれるが、まっすぐ進む。そして分かれた道が合流した。 |
| 10:38まで | ||
| 11:05から | 休憩 | コンパスで進路を確認する。ピークを巻くと「烏帽子小屋2.0km」と岩に書いてあった。歩きやすいジグザグの下りとなり、やがて岩稜となった。前方に烏帽子岳の緑色をした山稜が望め、右側には高瀬ダムのダム湖が望めた。 |
| 11:25まで | ||
| 12:36到着 | 烏帽子小屋(キャンプ地) | 小屋は更にキャンプ地の上にある。体調不良のため結局2泊停滞した。カメラが故障したため、小屋でレンズ付きフィルムを購入した。携帯電波レベル:1〜3。 |
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| 地図 |
3D図1 |
3D図2 |
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| 行程断面図 |
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