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タバコの影響について

タバコを吸っている人にとって頂上に着いた時の「頂上での一服」はうまいものです。それは頂上での缶ビール一杯と同様幸せを感じるものです。しかし、登山は運動それも有酸素運動である事には変わりありません。標高も低く半日もない様なハイキングならともかく、標高もあり半日以上かかる登山ならば心肺をはじめ、内臓や筋肉(特に足)にそれだけ負担がかかります。頂上に着いたら「ハァハァハァハァハァ」、しかし一服吸えば「フー」です。それだけ心肺機能や内蔵機能が落ちているにもかかわらず、自覚できにくいのです。

タバコの煙自体毒の塊の様なもので、発ガン物質をはじめ様々な有害物質が含まれています。これらは肺から血液に入り、肝臓で分解されます。それだけ肝臓に負担をかける事になるのですし、吸う事自体負担となります。更には心肺機能の低下などを引き起こして内臓の働きが悪くなり、様々な生活習慣病を引き起こすきっかけにもなります。「それだけエネルギーを消費するのでダイエット効果も大きくなる」って、とんでもありませんよ。一時的にエネルギー消費量が大きくても、内臓特に肝臓や心肺にダメージを与えては意味がありません。むしろヘビースモーカーは肥満が多いといわれています。それだけ健康に気を配れていない事になります。

更に最近わかった事ですが、タバコを吸う事によって男性ホルモンを刺激し、女性ホルモンの働きを弱めるのです。それは女性でも内臓脂肪がたまりやすくなる事を意味し、生活習慣病を引き起こす内臓脂肪型肥満に直結するのです。仮に肥満と判定されなくても内臓脂肪がある事で中性脂肪や血中コレステロール値を増加させます。まさに生活習慣病の素なのです。更に骨粗鬆症や更年期障害をも悪化させます。

タバコはリラックスさせる効果などがないとはいえませんし、吸う人にとってはそれで幸せといえるかもしれません。ただ現実としてお金もかかりますし、1日3箱(60本)吸えば昼飯代にもなるので決して馬鹿にならないものです。それだけならいいですが、毒として本人の体を蝕んでいくのです。更に火をつける事で周りに撒き散らす副流煙を発生させます。それは周りの方々に迷惑をかけるだけではなく、直接毒として害を与えるのです。

それに山においては環境汚染の一因となっております。大気中に放出される副流煙はもちろんですが、何より厄介なのは吸殻のポイ捨てです。吸殻はもちろん分解されないですし、含まれる毒物が溶け出し自然界に影響を与えないとはいえません。せめて吸殻は自分で持ち帰る様にしましょう。タバコをやめる事は決して悪い事ではございません。健康的な登山・尾根歩きという観点からも是非とも禁煙する事を勧めます。

もし禁煙をしたいのであれば以下のページがオススメです。

禁煙したい人のためのSmokeFreePage




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