屋根から尾根へ〜縦走への挑戦〜 www.yaneone.com

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各地の縦走路

日本各地には山脈があり、尾根歩き・縦走する事ができる所が多いです。各地の縦走路を紹介していきます。主に夏山縦走について述べています。冬山縦走につきましては各人の判断に基づいて行ってください(当管理人は一切の責任を負いません)。山域名をクリックするとMapionによる周辺案内地図が出ます

北海道
概要 北海道の屋根と言われる大雪が最も縦走路が充実しており、自然のスケールの大きさを感じられます。他にも日高山脈・ニセコ連峰などがあります。
大雪山系 北は表大雪(旭岳・黒岳)からトムラウシ山、更に南は十勝連峰(オプタテシケ山・十勝岳・富良野岳)まで縦走できます。表大雪〜トムラウシ山、十勝連峰には避難小屋がありますが、トムラウシ山・オプタテシケ山を越える縦走となるとテントが必要になります。石狩岳方面へも縦走できますが、小屋はなく途中ブッシュのひどい所(根曲がり廊下)もあります。表大雪〜トムラウシ山、トムラウシ山〜十勝連峰では4日程度、表大雪〜十勝連峰では6日程度かかります。又、石狩岳〜表大雪で4日程度かかります。
日高山脈 稜線は基本的に踏み跡です。北日高では幌尻岳〜ピパイロ岳が可能で、踏み跡もはっきりしブッシュもそれ程多くないですが、途中稜線かカールにビバークしなければいけません。中部日高ではエサオマントッタベツ岳〜カムイエクチカウシ山〜ペテガリ岳がありますが、北日高と比べてブッシュも多くなりきつくなります。もちろん稜線には小屋などありません。幌尻岳〜ピパイロ岳で3日程度かかります。
その他 知床連峰は羅臼岳〜硫黄山が縦走でき、1〜2日程度です。ニセコ連峰はニセコアンヌプリ〜雷電海岸を縦走できますが、車道が横断しており山域が日帰り登山主体ですのでテントが必携で水にも注意が必要です。ニセコアンヌプリ〜雷電海岸で3・4日程度です。

東北
概要 南東北の日本海側には朝日連峰・飯豊連峰といったアルプス的山脈があり、充実した山旅が楽しめます。八幡平周辺もブナ林を楽しみながら縦走ができます。
八幡平周辺 奥羽山脈にある秋田駒ヶ岳〜八幡平は縦走ができます。標高が1000m前後と低い所もあり、ブナ林を行く縦走となります。八幡平方面は湿原も多いです。又、岩手山からもこれらの山へ縦走できます。稜線には避難小屋があります。秋田駒ヶ岳〜八幡平で3・4日程度、岩手山〜八幡平で3日程度です。
朝日連峰 稜線の主な区間は以東岳〜大朝日岳で、小屋は避難小屋になります。アプローチが不便な所が多いので事前に調べる必要があります。以東岳〜大朝日岳で3日程度です。
飯豊連峰 「東北のアルプス」飯豊連峰は杁差岳〜飯豊本山の主稜線が縦走できます。飯豊本山周辺には営業小屋もありますが、あとは避難小屋となります。こちらも全般的に交通は不便ですのでご注意を。杁差岳〜飯豊本山で3・4日程度です。
その他 蔵王連峰は面白山〜蔵王山が縦走でき、3日程度ですがテントはあった方が良く、水にも注意です。吾妻連峰は西吾妻山〜浄土平が縦走でき、避難小屋もあり1〜2日程度です。

北アルプス
概要 日本を代表するアルプスで高い人気を集めています。槍ヶ岳・穂高岳などダイナミックな岩稜が展開します。スケールも大きいので10日以上の縦走も楽しめます。山小屋も充実しており、中には浴場や展望レストランがある所もございます。水は一部を除き小屋で買う所が多いです。交通もたいていの登山口まで整備されています。
後立山連峰 北アルプスの主稜線で、裏銀座から烏帽子岳〜針ノ木岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜白馬岳〜朝日岳と続いています。更に北へは親不知海岸まで縦走路が続いており、日本海へ抜ける山旅も楽しめます。交通アプローチは白馬岳長野県大糸線沿いが中心です。
立山連峰 三俣蓮華岳から派生し、黒部五郎岳〜薬師岳〜立山・剣岳と続いています。立山黒部アルペンルートがあるだけに立山周辺は交通の便が良いです。
表銀座・裏銀座 槍ヶ岳を中心に東側へ常念山脈に向かってあるのが表銀座、逆に西側へ派生し三俣蓮華岳・鷲羽岳・野口五郎岳へと続いているのが裏銀座です。
穂高連峰 北アルプスの核心部であり、特に人気のある山域です。上高地などからの往復がほとんどで、主稜線は焼岳〜西穂高岳〜奥穂高岳〜槍ヶ岳と続いており、表銀座・裏銀座と分かれます。大キレットがある奥穂高岳〜南岳の区間は難所が続きます。特に「西穂〜奥穂」と呼ばれる西穂高岳〜奥穂高岳の稜線は一般縦走路の中でも最難関と呼ばれているルートです。
常念山脈 穂高連峰の丁度東に並行してある山脈で、穂高連峰の展望が素晴らしいです。燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳と続き、霞沢岳まで続いています。

南アルプス
概要 「森の山脈」と呼ばれるだけあって緑も多く水場も北アルプスより恵まれています。北部〜南部へも縦走でき、ビッグなスケールの縦走が楽しめます。北部の方が南部より人も多く交通的に有利で、広河原・北沢峠という主要な登山口までバス路線が整備されています。
北部 主稜線は甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜三峰岳〜塩見岳〜三伏峠と続いています。三峰岳からは白峰三山を往復したり抜ける事ができます。又、甲斐駒ヶ岳から鳳凰三山へも縦走でき、鋸岳へは上級ルートながら縦走路はあります。小屋も各所で整備されていますが、鋸岳は注意が必要です。鳳凰三山・早川尾根で3日程度、仙丈ヶ岳〜三峰岳〜塩見岳〜三伏峠で4日程度、白峰三山縦走で2・3日程度です。
南部 主稜線は三伏峠〜荒川三山〜赤石岳〜聖岳〜茶臼岳〜光岳と続いています。北部と比べて逃げ道が少なくかつ長く、交通も不便ですので注意が必要です。したがって予備日などの日程がより必要になってきます。三伏峠〜荒川三山・荒川三山〜赤石岳・赤石岳〜聖岳・聖岳〜茶臼岳〜光岳で3日程度で、荒川三山〜赤石岳〜聖岳〜茶臼岳〜光岳を行くとなると5・6日程度必要になります。
白峰南嶺 北部の白根山脈から南へ続く稜線で、農鳥岳〜転付峠〜笊ヶ岳〜青薙山〜山伏岳、更には安倍奥へと続いています。対岸の赤石山脈がルートが整備され人が多く入っているのに対し、こちらはひっそりとした感じでルートもヤブ漕ぎ状態の所もございます。特に白峰三山〜転付峠、青薙山〜山伏岳は注意です。白峰三山から先は途中山伏岳まで小屋はなく、テント必携で水にも注意です。白峰三山〜転付峠で3・4日程度、転付峠〜笊ヶ岳〜青薙山で3日程度、青薙山〜山伏岳で3日程度です。
深南部 南アルプス最南端の光岳より南へ伸びる稜線の山域です。光岳〜大無間山方面と光岳〜池口岳〜不動岳〜黒法師岳〜高塚山という主稜線がございます。縦走路や小屋は整備されておらず、ヤブや倒木の多い踏み跡をたどる縦走となります。又、不動岳〜黒法師岳にある鎌崩の悪場は死亡事故のあった箇所で、通過は困難を極めます。

八ヶ岳・中央アルプス
概要 八ヶ岳連峰はオールシーズン人気の高い山域です。中央アルプスは南アルプスの西側に平行してある日本三大アルプスの一つで、北部は駒ヶ岳ロープウェーをはじめアプローチが便利で宿泊施設が整備されています。
八ヶ岳連峰北部 北八ツと呼ばれている山域で標高が2500m前後となり樹林が多くなります。麦草峠〜北横岳〜蓼科山と続いており、その縦走は2日程度です。
八ヶ岳連峰南部 八ヶ岳連峰の核心部でアルペンムードが漂う山域です。赤岳〜硫黄岳〜天狗岳〜麦草峠と続いています。山小屋も充実していますが、キレットなど岩場もあるので注意です。赤岳〜天狗岳〜麦草峠で3日程度です。
中央アルプス北部 木曽駒ヶ岳は駒ヶ岳ロープウェイが通じているので、ホテル千丈敷もあり宿泊施設が充実しています。木曽駒ヶ岳〜空木岳で2日程度です。
中央アルプス南部 空木岳周辺は山小屋もあり縦走路も整備されているが、安平寺山付近まで来ると避難小屋しかなく縦走路の整備も届かなくなってきます。空木岳〜南駒ヶ岳〜安平寺山で3・4日程度です。

関西
概要 紀伊半島には大峰山脈・台高山脈があり、「関西の屋根」と呼ばれています。
大峰山脈 吉野から熊野本宮まで続く縦走路は古くは修験者によって登られ、日本でも最古の縦走路といえます。大天井岳〜山上ヶ岳〜弥山・八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜玉置山と続きます。又、山上ヶ岳は女人禁制となっており、アプローチの手前には女人結界門がございます。小屋は各所にございますが、弥山・山上ヶ岳周辺以外は避難小屋となっています。又、玉置神社は奥駈縦走者に限り宿泊できます。吉野〜熊野本宮で1週間程度かかります。
台高山脈 大峰山脈北部と平行している山脈で、高見山〜大台ヶ原山と続いています。小屋は北部に避難小屋があり、大台ヶ原周辺には営業小屋もございます。高見山〜池木屋山は整備されているが、池木屋山〜大台ヶ原山はヤブがあり踏み跡程度の所もあるので注意が必要です。
その他 比良山地は琵琶湖を眺めながらの縦走ができます。全山縦走大会でも有名な六甲山脈は神戸市街や大阪湾を眺められる変化に富んだルートで1・2日程度です。




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