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滑落などで骨折したり、栄養失調になったりすると自力で脱出する事が困難になります。このままでは命に関わります。とにかく助けを呼ばなければなりません。携帯電話がありなおかつ電波が届いていればベストですが、稜線ならともかく谷間や山間ともなれば届いていない事が多いです。一方トランシーバーを使う方法としては、1日3回ある緊急用の沈黙時間(11:00〜11:15、16:00〜16:15、20:00〜20:15)に周波数を26.976MHzに合わせて交信すると電波を受信されやすい。
携帯電話やトランシーバーがない、若しくは滑落などの衝撃で壊れてしまったら大声か笛などで知らせる事である。笛があれば体力を消耗しなくて済むので便利である。あと昼間だとのろしを上げたり缶の底かシグナルミラーで、夜ならヘッドライトかストロボなどで信号を送ると良い。
もし助けがなかったとしても決して諦めてはいけない。とにかく生きる望みを捨てず、「絶対生きて帰るんだ」という気持ちで乗り切る事だ。家族が捜索願を出してくれるかもしれないのだ。ただ捜索隊が山に入るのに1・2日程度かかる。そのためにも事前に登山届けを出したり、家族に知らせたりする事が大切である。