6月27日(登山道入口~ペラリ山(往復)) 天候:晴
<南日高の低山ペラリ山に登頂、襟裳岬を経てアポイ山麓へ>
4時頃に起き、朝食は出発前日に購入したきなこもち(商品名「きなこもっちー」)と赤飯を食べる。靴を履き替え、5時に出発、向かって右側の林道を進む。いきなり急坂で、林道には雨裂が入っている。しかも真ん中には草が高く生えている。カーブが連続し、どんどん登って行く。そして緩やかになり、カーブも少なくなってくる。路面もそれ程ひどくはなくなり、この辺りなら普通車でも入れそうである。右側には静内豊畑方面の風景が望めてくる。だが、問題はこれからだった。何とがけ崩れで岩などが林道に落ちたままの所があるのである。これでは普通車は入れない。下に車を置いてきて良かったと思った。オフロードバイクやジムニーなら別なのかもしれないが。はじめは少なかった林道の草が、進むにつれ多くなってくる。
5:50近くに登山口に着いた。「ペラリ山登山口」の標識があり、左側に登山道が分かれている。林道はまだ続いているが、草ぼうぼうである。6時近くに出発、登山道に入る。初めは緩やかだが、登りになり樹林の中を進む。登り切ると今度は急な下りとなり、緩やかになる。下りの時は登り返しがきつそうだ。途中エゾシカと見られる糞が落ちていた。前方にエゾシカの姿が見えたが、いなくなった。又、時々エゾシカの鳴き声が聞こえてくる。右側が開け、展望が望めたりする。あとは頂上まで登りとなる。静内豊畑方面を右に望みながら登って行く。頂上手前で左に曲がるが、その付近からは横山中岳方面や静内市街方面が望めた。
7:10過ぎにペラリ山の頂上に着いた。頂上そのものは樹林に囲まれ、木々の間から静内豊畑方面が望めるだけである。頂上より奥に鹿の姿があり、撮影した。ただ、こちらに尻を向けているのだが。証拠写真を撮った後、まだ時間があるせいか1時間以上ゆっくり過ごしてしまった。8:30近くに出発、来た道をそのまま下って行く。ガスが上がってきたせいか登りの時より展望が素晴らしいので撮影する。登り返しがちょっときついが、もう少しで林道に出る。9:20過ぎに登山口に着いたが、ここで水分を少し補給して一休みする。9:30過ぎに出発、林道を進んで行く。カーブが多くなり、沢の音が聞こえてくればもうすぐである。
10:10過ぎに車の置いてある登山道入口に着いた。ここから出発して頂上に立ったが、ここまで誰とも会わなかった。靴を履き替え、10:20には出発した。来た道を戻り、原牧場の前を通って行く。T字路を左折し、静内市街方面へと進めて行く。左側の道が2車線の交差点があり、対向車線側には方面標識もある。その交差点の左側に案内板があり、確認して左折する。ここから道道静内浦河線で、山道となりカーブが多くなり峠へと登って行く。峠からは下りとなるが、カーブが続く。すぐ前にトラックが走っているのであまりスピードが出ない。下った所が静内西川で、牧場が広がっていく。前方のトラックともいつしか別れる。左側に道を分けるが、この先から道道西川東静内停車場線となる。車道も直線が多くなり、スピードも出やすい。そのまま海岸へと進んで行く。
やがて東静内で、踏切を渡って国道235号線を左折する。途中静内三石の市街地を通過するが、静内町と合併する前は三石町である。更に進むと浦河のすぐ手前の右側に三石温泉があるが、通過して行く。浦河町に入り、11:30頃浦河市街に入る。浦河は2001年に仕事で行って以来となる。駅近くのスーパーの立体駐車場に入り、店内に入るが1階はスーパーではなくほとんど100円ショップとなっている。とりあえずそこで飲み物の他、クッキーなどを買った。又、建物は隣の図書館にも続いている。海岸沿いの防波堤のそばに車を止める。昼食はパンや持参した甘納豆などとする。
12:30頃出発、国道236号線となる。浦河からえりも方面は今回初めてである。幌別の交差点で国道336号線となるが、国道236号線はここから左折で、天馬街道で広尾方面である。天馬街道は日高山脈の下を全長4232mもある野塚トンネルで通過するが、現時点で道内最長の道路トンネルである。だが、それも約2年後に道東道の夕張~占冠間が開通すれば(これで道央~道東が高速でつながる!)穂別トンネル(4332m)に最長の座を譲るのだが。尚、日高山脈は現時点で、この野塚トンネルから国道274号線の日勝峠までの間に横断している車道はない。
それはさておき、13時頃に様似市街に入る。前方にアポイ岳が望めてくる。途中撮影スポットを探すため、市街を行ったり来たりしたが、様似川の河口近くに車を止める。そこはアポイ岳とその左にカムイヌプリが望めるので撮影する。後側にはエンルム岬も望める。国道に戻り、更にえりも方面へと進める。途中アポイ山荘入口の交差点を通過するが、これがアポイ岳方面への道であり、夕方までに通る事になる。この辺りからトンネルが多くなってくるが、アポイ岳の山稜もくぐって行く。えりも町に入り、やがてえりも市街を通過していく。後でわかった事だが、えりも町で日高三股さんとニアミスした。市街地を過ぎ、右折して道道襟裳公園線に入る。襟裳岬まであと少しである。辺りは緩やかな丘陵となる。左側には航空自衛隊の基地もある。えりも岬町への道を左に分けるともうすぐで、駐車場へは右に入る。
13:40頃に襟裳岬の駐車場に入った。これまで機会があれば行ってみたいとずっと思ってきた。さすがに駐車場は車が多いし、観光客も多い。そばにはお土産店があり、岬側には襟裳岬風の館がある。尚、風の館は入場料が有料である。風の館の右側を通り、岬の方に向かって行くと早速襟裳岬灯台があった。もう少し進むと海岸が見え、「襟裳岬」の標識がある。ここは写真を撮る人が多く、証拠写真を撮ってもらう。岬の先端へは階段を下りる様になっているが、結構な距離がある様だ。まだ時間があるので行けるだけ行ってみる。階段を下りると緩やかな道となる。
岬の先はいくつもの岩が続いており、ここが北海道の背骨の南の端だと感じた。右側を見ると灯台側の岬と岩場の海岸が望めた。後側にはえりも岬の町とその奥に日高山脈の山々が望めた。かの志水哲也氏はこの襟裳岬から日高山脈・大雪山系などを縦走され、最終的には宗谷岬まで至った。その様子は彼の著書「果てしなき山稜」で記されている。戻ってお土産店に入るが、昆布やカニなどの海産物を中心に色々揃っている。奥には飲食スペースもあり、寿司なども食べられる様になっている。無難なのはやはり日高昆布だろうか。量も入ってお徳用な日高昆布を買った。
15時頃出発、「ゆるい登山部」のメンバーとの待ち合わせまであと1時間程である。時間があれば百人浜も寄ろうと思ったが、余裕を見るため今回はやめた。道道を様似方面へと戻る。えりも市街を過ぎ、アポイ岳が望めてきたので脇道に入り、車を止めて撮影する。又、豊似岳方面も望めた。様似町に入り、そろそろだと思って右折したが、どうやら1本手前だったので一旦引き返す。国道に戻り、案内標識があるので改めて右折する。だが、思ったより狭い道で、T字路を右折する。本来の道より1本早かった様だ。程なく行くとアポイ山荘入口で、左手に入ればアポイ山荘である。更に進んで行くと右側に駐車場があり、アポイ山麓ファミリーパークキャンプ場の横を通って行く。交差点を右折すると左側にビジターセンターがある。更に進むと登山口があり、左側に登山道が出ている。車道は右に曲がっていくとすぐキャンプ場及び登山者用の駐車場となる。
15:40頃キャンプ場の手前の駐車場に入った。待ち合わせまであと20分である。携帯からmixiにアクセスしてみると、今回の登山の主催者であるAさんからメッセージが来ていた。確認した所、何と1時間から1時間半遅れるとの事だった。とりあえず了解した事を返信した。そうなると百人浜に寄っても良かった感じであったが、だからといって。時間もできたのでキャンプ場周辺を周って写真を撮る事にした。アポイ山荘の駐車場からはアポイ岳が目の前に迫って望める。そして登山口などを周って撮影する。もっとも、様似市街位なら戻って行っても良かった感じだが。16時過ぎにもメッセージがあり、浦河に入って買い出しをしているという。あとはゆっくり準備をしていた。
17:30になっても来ないのでメッセージを確認した所、17:30近くにメッセージがあり、既に着いて水場近くで設営しているとの事だった。すぐに車を出て向かった所、やはり水場のそばで設営していたので合流した。どうやら登山口側の駐車場に車を止めた様だ。一旦戻って車を登山口側の駐車場に移動し、改めて合流した。これで8名全員である。尚、イベント概要では7名となっているが、1名飛び入りで参加との事だ。テントは数人泊まれる大きなものと、小さなものが張ってある。尚、女性2名はアポイ山荘で素泊まりとの事だ。
そして夕食の準備に入り、各々手伝う。それからビールで乾杯といく。たこまんまの入ったかまぼことんださんが用意していただいた豚足と豚の舌をいただく。豚足と豚の舌はボイルしてあるのでそのまま食べれるというが、たこまんまというタコの卵を食べてみたが、細長い卵の粒がプリプリして独特の味わいがある。たこまんまを食べるのは初めてである。又、合間に会費として3100円を徴収されたが、それはマイカーで来た場合である。札幌からメンバーの車に乗せてもらう場合は5500円、更に山荘に宿泊する場合は11000円となる。
Aさんがパエリアを仕上げに入り、一方でジンギスカンもやり始めた。そしてパエリアが完成し、いただく事になる。ジンギスカンも焼けてきているので合わせていただく。19:30にもなると辺りは暗くなってきた。今回は登山に参加されないが、しぃばさんがスーツのままいらっしゃった。この日出張で帯広の方から苫小牧に戻り、そこからここまでわざわざ足を運ばれたのだから凄い行動力である。
大体お開きになってきた様だが、21時頃になり、山荘で入浴するという者もいる。こちらは酔いも回ってきた事もありフラフラになってきた。「もう休んだ方がいいんじゃない」と言われ、「無理して起きている様だよ」とも言われた。この日は朝4時に起き、5時からペラリ山に登り始めたのだから無理もないのだが。車に戻り、運転席を倒すとテントに戻る事なくそのまま眠りについた。
| 5:00出発 | 登山道入口 | 右手に入り、荒れた林道を進んで行く。 |
| 5:49到着 | 登山口 | ここから左手の登山道に入る。 |
| 5:58出発 | ||
| 7:11到着 | ペラリ山 | 手前からは横山中岳方面も望めるが、頂上は樹林に囲まれ余り展望が利かない。向こう側に鹿がいた。 |
| 8:29出発 | ||
| 9:23到着 | 登山口 | 一休みしてから出発する。 |
| 9:31出発 | ||
| 10:11到着 | 登山道入口 | 一路襟裳岬を目指して行く。夕方にはアポイ岳山麓へ。 |