剣山系は徳島県の剣山~三嶺を中心とした山域である。剣山は同じ四国の石鎚山に次ぐ西日本で二番目に高い山である。98年の南アルプス全山縦走で、行程終盤の聖平キャンプ地で私とは逆コースで全山縦走に挑戦していた男性に会ったが、 彼に大峰奥駈縦走を勧められた。後に彼から南ア全山縦走や大峰奥駈縦走をはじめとする製本してある記録文が何冊か送られた。その中には剣山系・石鎚山系縦走の記録も含まれており、春の遠征・縦走は大峰の次は四国とずっと考えてきた。
04年春に大峰縦走をようやく達成し、次はいよいよ四国かと思える所だが、その後仕事の都合などで長期的な休みが取れず、全く着手できないでいた。又、大学時代もゴールデンウィークがフルに連休にならなく、資金も充分でなかった事もあり、春遠征・縦走は一度も行えなかったのである。
08年は自分にとって長期縦走に区切りを付ける年と当初は位置付けていた。かくして念願の四国のこれらの縦走にようやく着手する事になった。今回は剣山系縦走では中尾山高原から入り、塔ノ丸を往復した後、剣山から三嶺へ、そして天狗塚から更に綱附森、矢筈峠、最終的には京柱峠に至る縦走であり、1週間近くかかるものとなった。