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9月14日(札幌=登山口(山小屋芽室岳)〜芽室岳〜パンケヌーシ岳(西峰)〜登山口(山小屋芽室岳)) 天候:晴
<北日高の展望の山芽室岳に登頂、更にパンケヌーシ岳(西峰)にも登頂>
4時過ぎに自宅を出発、近所のセルフスタンドでガソリンを満タンに給油する。まずは車を東の方へと進めて行く。札幌新道で国道274号線に入るが一旦外れ、そしてまた国道274号線に戻る。早朝なのか、交差点の信号を見切り発車しているトラックがいた。しかもかなりにスピードを出している。北広島を過ぎると流れが良くなり、特選も続くがやがて丘陵地帯でカーブも多くなってくる。由仁町三川を過ぎて更に進んで行く。夕張ICの入口を過ぎると間もなく夕張市紅葉山だが、この辺りはガスがかかっていた。
それを過ぎてから道東道の工事が行われている所があった。2・3年前なら工事が行われている気配は感じなかったが、いよいよもって本気に整備に取りかかっているのだろう。本州の各種横断道に比べればようやくという感じがするのだが。何と前に重機を積んだ大型トレーラーが走っているではないか。一気に流れが悪くなる。途中追い越し禁止区間でなくなってもカーブは多いし意外と対向車が多くて抜かせない。しかも登りでは30km/hまで落ちるのだった。むかわ町穂別(旧穂別町)稲里を過ぎ、穂別ダムを過ぎると左手に建設中の穂別ICへの狭い車道の入口があるが、後ろを走っていた大型トラックはそこを左に入って行った。道東道夕張〜十勝清水の区間が建設中であり、盛んに工事が行われているのだろう。むかわ町穂別福山を過ぎると登坂車線が現れるはずが、何と工事でふさがれていた。それでも次の登坂車線で例のトレーラーを抜かし、流れが良くなった。
カーブが連続する峠道で、2km近くある長いトンネルもある。途中新たに整備された占冠方面への道道との交差点を通過する。信号はないが、左折車線が設けられている。10月21日に道東道のトマムIC〜十勝清水ICの日高山脈越えの区間が開通するために整備されたのだろう。そうなると大型車が流れるのは必至である。何より最高点が日勝峠より約400mも低くなり、気象条件が良くなるのだから。一時は重機トレーラーの後ろだったもの、6:10過ぎに日高市街を通過して行く。市街を過ぎると間もなくオービスがあるので注意して行く。そして徐々に登りとなり、日勝峠へと迫るのだが、登坂車線が続いているので走りやすい。カーブが多いので注意であるが。標高1000mを越える日勝峠を越えると下りとなるが、晴れており十勝平野の眺めがいい。下りももちろんカーブが続く。
やがて緩やかな直線になり、十勝清水ICの案内標識が現れて間もなく右折して道道清水大樹線に入る。程なく一つ目信号の十字路があり、そこを右折する。やがてT字路を右折するが、そこには芽室岳への案内標識がある。間もなく橋があり、その向こう左手は円山育成牧場となっており、牛が群れている。左手に芽室岳も望めるので車を止め、橋のガードレールに乗って芽室岳を撮影する。T字路を左折すると間もなく開いているゲートがあるが、芽室岳の眺めがいいので手前に車を止めて撮影する。このゲートは夜間に閉じられるのだが、自力で開ける事ができる。その際には牛が逃げない様また閉めなければならない。案内標識のある交差点を過ぎるとダートとなる、直進は芽室岳で左手は円山展望台と書いてある。展望台方面は舗装されている。少し行くとまた開いているゲートがあり、それを過ぎると山の中へと入って行く。路面はフラットダートで走りやすく、緩い登りとなっている。途中大型トラックが道をふさいでおり、上で伐採の積み込み作業をしている男性がいたが、1分位で下りて来てトラックを後退させ、道を譲ってくれた。
7:30に登山口の駐車場に着いた。駐車場は左右にあり、10台は止められそうだ。右手奥には山小屋芽室岳がある。左側には車が2台と右側には小屋の手前にスクーターが1台が止まっていた。スクーターの隣に車を止める。小屋の入口の扉が2つあるが、小屋の中へは向かって左側で、正面はトイレの入口である。小屋の中を覗いてみると男性1人がまだ寝ている。又、小屋の左側には水が出る流しがあるが、水は少しずつしか出ない。あくまで手洗い用だろうか。それと携帯電話の電波状況は圏外になっていた。谷間なのだから無理もない。
GPSをセットして8:10過ぎに出発、登山ポストに入っている名簿に記入する。そばには「大雪・日高 緑の回廊」の案内板があった。すぐに丸木橋があり、芽室川を渡って行く。最初は平坦だが、次第に緩い登りとなり、やがて尾根道となる。道自体はしっかりしているもの、所々笹が被っている所もあるので注意して行く。途中大木が1本あった。登って行くうちに笹が少なくなり、すっきりした道となる。所々で少し急になったり緩やかになったりする。中腹の辺りで10時過ぎから休憩し、水分を補給したりして一息着く。高度計を見ると1220mを示していた。GPSでマーキングする。
10:20近くに出発、少し登ると展望が開け、左側には芽室岳が望め右側にはパンケヌーシ岳(西峰)が望めた。しかもパンケヌーシ岳(西峰)の方が芽室岳より低いにもかかわらず、より鋭角で日高らしい山容を見せている。そしてハイマツが現れて一旦緩やかになる。男性1人下りて来た。時間帯から考えても下りて来てもおかしくはない。ハイマツが一旦現れなくなり、また樹林帯が続く。高度は100m単位で上がっているのが実感でき、登るにつれ次第に急になってくる。
11:50近くにようやくパンケヌーシ岳(西峰)方面への道との分岐を通過した。はっきりした標識はないが、古い錆びた標識が横に置いてある。そのまま直登すれば1690mピークを経てパンケヌーシ岳(西峰)に行ける。芽室岳へは左に進んで1690mピークを巻いて行く。緩やかですっきりした道で、樹林帯から一気にハイマツ帯となり、展望が開けてくる。そして芽室岳の頂上が前方に迫っている。振り返るとパンケヌーシ岳(西峰)が望め、右側にはチロロ岳やピパイロ岳といった北日高の山々が望め、左側には十勝平野が一望できる。近くの山肌は赤くなってきている所もあり、ハイマツの実も熟してきているので秋が感じられる。そしてハイマツの中に岩が露出した頂上が迫ってきた。
12:10近くにようやく芽室岳の頂上に着いた。97年の北日高縦走以来約10年振りに日高山脈の国境稜線に立った。頂上には大きな岩がいくつもあり、頂上標識は岩に貼り付けられている。三角点は少し手前側にある。360度の大展望で、パンケヌーシ岳(西峰)はもちろん、ペケレベツ岳や日高山脈北部の山々が望め、チロロ岳やピパイロ岳・1967m峰・伏美岳・札内岳・十勝幌尻岳といった北日高の山々が望めた。ピパイロ岳の奥には日高山脈最高峰幌尻岳の頭が望め、札内岳の奥にはエサオマンチッタベツ岳やカムイエクチカウシ山といった中部日高の山々まで望めた。更には久山岳や剣山が望め、十勝平野も一望である。北日高縦走を思い出すと共に中部日高縦走の夢までかき立てられるものである。証拠写真を撮り、「命」も決めた。携帯電話の電波レベルは1と低く、iモードのとある掲示板にアクセスしようとしたらつながらなかった。昼食とするが、前夜スーパーから買ってきた牛丼とひじき煮を食べた。早朝起きてから3時間半運転してその後に登った事もあり、睡魔が襲ってくる。展望を楽しんでは岩の上で横になったりした。
13:20過ぎに出発、前方にパンケヌーシ岳(西峰)を眺めながら来た道を分岐まで戻って行く。女性1人が登って来たが、私は「あともう少しですよ」と声をかけた。13:40過ぎに分岐を左に折れるが、1690mピークまで一気に直登して行く。登り切るとルートは右に折れるが、パンケヌーシ岳(西峰)のより鋭角な姿が目の前に迫ってくる。緩やかな下りとなるが、ハイマツトンネルからすぐにブッシュとなっていく。ただ、道の方ははっきりとしているのだが。そしてトラバースして行くが、歩きにくい。右側には十勝清水方面の十勝平野が望める。今度は急な登りとなり、ハイマツをつかまりながら登って行く。幾分緩やかになるが、それでも充分急であり、ハイマツをかき分けながらである。振り返ると1690mピークの向こうに芽室岳が望める。頂上に近くなるとハイマツの丈が低くなって歩きやすくなった。
14:20過ぎにパンケヌーシ岳(西峰)の頂上に着いた。頂上は芽室岳とは違い山頂標識がなく、三角点のみである。そして山容から想像した通り狭い。芽室岳に比べて余り登られないのだろう。頂上からは芽室岳はもちろん、ペケレベツ岳や日高山脈北部の山々・ペンケヌーシ岳が望め、チロロ岳やピパイロ岳・1967m峰・伏美岳・札内岳・十勝幌尻岳といった北日高の山々が望めた。証拠写真を撮り、「命」も決めた。でもあまり長居はできない。パワーバー1本を食べ、一息着いた。ここも携帯電話の電波レベルは1と低い。
14:40近くに出発、あとは下山するだけだが完全に暗くなる前に登山口に戻らなければならない。あと3時間余りといった所か。急な下りをハイマツにつかまりながら慎重に下って行く。特に急な所は一歩一歩下がって行く。トラバースを抜けるとハイマツをかき分ける緩い登りとなる。1690mピークから左に折れて一気に下って行く。15:20近くに分岐を通過したが、ここからパンケヌーシ岳(西峰)はここから芽室岳の約2倍はかかる事になる。距離もさる事ながら、アップダウンがありハイマツをかき分けなければならないからだ。あとは樹林帯を延々と下って行く。しかし、かなり疲れてきている様だ。15:40近くから約10分休憩をし、一息着く。
中腹辺りまで来ると改めて撮り忘れたこの付近からの芽室岳を撮影する。やがて展望が利かなくなってくる。そして所々笹が被っている所も現れてくるが、どんどん下って行く。17時近くからまた休憩した。登山口まであと1時間内外だろうか。手持ちの最後の水分を飲み干し、約10分後に出発した。あとは登山口までノンストップだ。水音が少しずつ聞こえてきたが、まだ尾根上にいるのがわかる。笹をかき分けながらどんどん進んで行く。辺りは少しずつ暗くなってきた。何とか少しでも早く着かなければならない。どんどん緩やかになり、尾根から下っているのがわかる。かなり暗くなりつつあるが、まだヘッドライトを点けなくても道はわかる。最後に丸木橋を渡った。
18:10過ぎにようやく登山口に着いた。まずは登山ポストの中にある名簿に記入する。ここまでヘッドランプは点けていなかったが、既にかなり暗くなっていた。もう少し遅くなれば昨年秋の雄阿寒岳の時みたいに暗闇の中を進まなければならなくなっていた所だ。芽室岳に加え、パンケヌーシ岳(西峰)まで登るのだから当然時間はかかる。できれば前日に登山口入りすれば余裕が出てくるのだが。とりあえずここまで来ればもう安心である。車に戻り、トランクからザックを取り出し、いくつかの荷物と共に小屋の中へ運んで行く。小屋には誰もいないので貸切状態である。これも約10年振りであり、97年の北日高縦走では下山地点近くにある伏美岳避難小屋にただ一人泊まったものである。
19時過ぎに夕食とするが、レトルトカレーである。それもとあるオンラインゲームのコラボ商品であり、通販で特売になっているのを5個まとめて購入したものである。それでもオリエンタルカレー製造なので味は本格的で、しかもピリッと辛い。ライスはパックになっているものを取り出してコッヘルに入れて戻した。お湯を温めてスティックのコーヒーやココアも飲む。本来ならこれらは遠征・縦走で消化する予定だったが、今年は残念ながら事が運ばなかった。今冬力一杯頑張り、来春・夏は笑える様にしなければならないというかしてみせる!それはさておき、ここまでくれば相当疲れもたまっている。ここは毛布や布団が備えられているのでありがたい。まさに避難小屋生活を満喫できる。ただ、これから天気は下り坂で、翌日は雨が降るという。利用者が書き込むノートがあり、私も寝る前に書き込んだ。そして21時前には寝た。
コースタイム|
8:12出発
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登山口(山小屋芽室岳) | 車2台とスクーター1台。駐車場の右奥に山小屋芽室岳がある。高度計:610m 携帯電波レベル:圏外 出発してすぐに丸木橋を渡って尾根に取り付く。道自体はしっかりしているもの、所々笹が被っている所もあるので注意して行く。登って行くうちに笹が少なくなり、すっきりした道となる。所々で少し急になったり緩やかになったりする。 |
| 10:05到着 | 1220m休憩地点 | 水分を補給したりして一息着く。高度計:1220m 少し登ると展望が開け、左側には芽室岳が望め右側にはパンケヌーシ岳(西峰)が望めた。そしてハイマツが現れて一旦緩やかになる。男性1人下りて来た。ハイマツが一旦現れなくなり、また樹林帯が続く。登るにつれ次第に急になってくる。 |
| 10:19出発 | ||
| 11:46通過 | 分岐 | はっきりした標識はないが、古い錆びた標識が横に置いてある。左に進んで1690mピークを巻いて行く。ハイマツ帯となり、展望が開けて芽室岳の頂上が前方に迫っている。 |
| 12:08到着 | 芽室岳 | 約10年振りに日高山脈の国境稜線に立った。360度の大展望で、パンケヌーシ岳(西峰)はもちろん、ペケレベツ岳や日高山脈北部の山々、チロロ岳やピパイロ岳・1967m峰・札内岳といった北日高の山々、久山岳や剣山が望め、十勝平野も一望である。更には幌尻岳の頭やカムイエクチカウシ山といった中部日高の山々まで望めた。証拠写真を撮り、「命」も決めた。昼食とする。睡魔が襲ってくるので、展望を楽しんでは岩の上で横になったりした。高度計:1740m 携帯電波レベル:1 |
| 13:23出発 | ||
| 13:44通過 | 分岐 | 女性1人が登って来た。1690mピークまで一気に登るとパンケヌーシ岳(西峰)のより鋭角な姿が目の前に迫ってくる。ハイマツトンネルからすぐにブッシュとなり、歩きにくいトラバースの後ハイマツの急な登りとなる。 |
| 14:22到着 | パンケヌーシ岳(西峰) | 山頂標識がなく、三角点のみである狭い頂上。芽室岳はもちろん、ペケレベツ岳などの日高山脈北部の山々やチロロ岳やピパイロ岳・1967m峰・札内岳・などの北日高の山々が望めた。証拠写真を撮り、「命」も決めた。パワーバー1本を食べ、一息着いた。高度計:1735m 携帯電波レベル:1 |
| 14:38出発 | ||
| 15:16通過 | 分岐 | |
| 15:37から | 休憩 | かなり疲れてきたので一息着く。中腹辺りまで来ると改めて撮り忘れたこの付近からの芽室岳を撮影する。やがて展望が利かなくなり、所々笹が被っている所も現れてくる。 |
| 15:45まで | ||
| 16:58から | 休憩 | 手持ちの最後の水分を飲み干す。笹をかき分けながらどんどん進んで行く。辺りは少しずつ暗くなってきた。 |
| 17:07まで | ||
| 18:12到着 | 登山口(山小屋芽室岳) | かなり暗くなってきた。小屋へザックなど荷物を運び、夕食とした。翌日帰途に着いた。 |
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