北アルプス主脈全山縦走’02は日本アルプス最大の山域である北アルプスを南から北へ縦断するもので、98年に行った南アルプス全山縦走をも上回るスケールの大縦走である。大学時代大雪を縦走したがそれだけに飽き足らず、「単独縦走の限界に挑戦する」というテーマを元に更にスケールの大きい縦走として南アルプスと共に計画を立てていった。結局大学時代は南アルプスの方だけにとどまり、北アルプスは長らく縦走が行われない憧れの山域となっていった。
縦走は上高地をスタートし、縦走路最南端の焼岳からずっと主脈の稜線をひたすら北上し、日本海の親不知海岸を2週間以上かけて目指して行きます。途中穂高岳・槍ヶ岳・鷲羽岳・烏帽子岳・針ノ木岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳・白馬岳・朝日岳を通過、又、笠ヶ岳・水晶岳・赤牛岳を往復します。特に笠ヶ岳の往復は丸1日程度要し、赤牛岳も半日程度かかるものです。93年頃「山と渓谷」で「北アルプスリレー大縦走」という特集があり、それに大いに刺激を受けた事もあり、計画当初より北アルプスを南から北へ縦断し、日本海にゴールしたいと思っていた。
天候は序盤の数日間は良く、特に最初の4・5日間は快晴で穂高の危険な岩稜を越えて行った。だが9月という事もあり秋雨前線の停滞により中盤は苦しめられ、停滞する事も多かった。それでも最後の4日間は概ね良く縦走のフィナーレを迎える事ができた。できれば7月下旬〜8月中旬に行えればベストだが、仕事と資金の関係もありなかなかできないでいた。7月下旬といえども台風の上陸がないとは言えないのでその辺は運もあるだろう。やはりこれだけ長い縦走となると確実に達成するには予備日を含めた時間が必要になってきます。南アルプス全山縦走を台風で断念したのも7月下旬であった事ですし。
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